「毎日残業に追われているけど、自分って無能なの?」
「残業を減らすための方法を知りたい!」
このように考えたことはありませんか?
特に、関係ないことを考えて集中できない繊細さんは、悩むことが多いのではないでしょうか。
残業を減らし、効率的に働くことができたら、どんな未来が待っているでしょうか?
家族と食卓を囲む時間、趣味を思いっ切り楽しむ時間、健康的な生活。これらは実現可能な未来なんです!
本記事を読んだら、成果を出しながら残業を減らすことができるようになるでしょう!!
記事の前半では『残業が多い人の特徴と原因』や『残業を減らすための具体的な対処法』を解説します。
そして記事の後半では『残業がどうしても減らない場合の選択肢』や『残業を減らさないデメリット』を具体的に解説します。
残業が多い人の特徴と原因
「どうして残業が多くなってしまうんだろう…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
残業が増える理由には、本人の働き方に加えて、職場の環境や文化も大きく関係しているんです。
まずは、残業が多い人によくある特徴や、その原因を具体的に確認していきましょう。
読者のみなさんに当てはまる部分がないか、ぜひ確認してみてくださいね!
仕事の優先順位をつけられない
優先順位をつけられないと、重要な業務に時間を割り当てられずに無駄な残業が増えてしまいますね!
すべてのタスクをどれも重要に捉えてしまい、結果的に時間をかけ過ぎるケースが多くなります。
例えば、緊急性が低いタスクの後に、重要なタスクに取り組んでしまうと、夜遅くまで残業してしまった経験はありませんか?
僕も手の出しやすい仕事から始めてしまい、重要な仕事を疎かにしてしまった経験があります...。
計画性がない
計画性がないと、時間内に業務を終えられず、残業するのが日常茶飯事になっていくでしょう。
期限やスケジュールを立てずに業務を進めてしまうと、色んなことを考慮し過ぎた結果、業務量が膨大になってきます。
仕事のスケジュールを事前に設定していないと、重要なこと以外の情報に目を奪われます。
時間があれば仕事って終わりそうですよね?
けど実際は、やるべきことを順序立てして期限を決めないと無限にやることが思いついてしまいます。
仕事を断らない
仕事を断れないと、残業を増やす大きな原因となってしまいます。
自分のキャパシティを超えた仕事を引き受けていると、いくら優先順位をつけていても、捌いていくのは困難ですよね?
上記は、ある日の僕の仕事の例で、もともと2つだった会議参加を追加で依頼されています。
勤務時間内には当然終わらず、残業に頼らざるを得ない状況でした...。
断れるものを引き受けると当然キツくなっていきますよ。
自分じゃなくても大丈夫なものは、キッパリ断れるようにすべきですね!
残業が評価対象だと思っている
「残業=頑張っている」という思い込みは、長時間労働を引き起こす理由の1つですね。
残業をしていると、以下のように思われたいという心理が働く場合がありませんか?
しかし会社にとっては、「残業=善、貢献、努力」でしょうか?
成果が出ていない残業はコストを払っているだけですし、「残業をさせる会社」と周りからマイナスに捉えられるリスクもあります。
残業が多いというだけでは、評価を下げる場合もあるんですよね...。
職場の文化となっている
職場の文化として、残業ありきの働き方が常態化しているパターンもあります。
「残業するのが当たり前」とされる風潮がある職場では、本人だけでは残業を減らすことが難しいでしょう。
残業するのが会社の常識になっているのは個人側の問題ではないことを認識しておいてくださいね!
納期のために一時的に残業が増えるなら耐えられるかもしれませんが、年中通してだとキツイですよね...。
残業が多いことが『無能』ではない理由
上記で確認したように、残業が多いことが必ずしも能力の低さを意味するとは限りません。
仕事量や職場環境など、たくさんの要因が関係している場合がほどんどです。
ここでは、残業が多いことが「無能」を意味しない理由を解説します。
安心して自分を見つめ直し、改善に向けた第一歩を踏み出していこう!
僕も2年目以降、不要な残業を減らすことに成功しました!
仕事量や職場環境が要因となっている
残業が多いのは、個人の能力不足ではなく、仕事量や職場環境の影響である場合が少なくありません。
職場全体で人員不足や業務量の偏りがあると、個人にかかる負担が増えていくでしょう。
納期の厳しいプロジェクトに取り組んでいる場合も、残業が回避できないことがありますよね。
僕の職場でも慢性的な人手不足感があって、仕事が滞っていることがあります!
こんな状況では「自分を無能!」とは言えないですよね!
『優秀な人』ほど責任感が強い
残業が多い理由の一つに、優秀さからの責任感が強いことがあります。
優秀な人ほど、上司や同僚から「この人なら大丈夫だ!」と信頼され、重要なタスクを頼まれる機会が増えます。
そうなると、「最後までやらなくちゃ!」と責任感を強く感じることが多くなるんです。
その結果、やるべき業務量が多く溜まっていき、残業につながる可能性が高まります。
責任感が強いのは良いように思いますけど、何でもかんでも全力だとパンクしてしまうよ!
無能とは逆で、優秀なせいで残業になっているパターンもあるんです!
周囲から期待されて仕事を頼まれやすい
周囲からの期待に応えて、仕事を頼まれやすい状況が残業の原因の1つになっているパターンもあります。
仕事ができる人だと思われている人だと、特に周囲からの期待が集中していきますよね。
頼まれやすくて仕事が増えていく状態になってしまうと、残業してでもタスクを終わらせるのが日常になっていきます!
頼られると自己犠牲的な行動を取る人は多いかもしれません。これは「無能」とは程遠いですよね!
残業を減らすための具体的な対処法
「残業を減らしたい」と思っていても、どうすればいいのかわからずに悩んでいる方は多いはずです。
実は、日々の業務を少し工夫するだけで、驚くほど残業を減らすことができます。
この章では、今日から実践できる具体的な対処法を5つ紹介します。ぜひ、自分に合った方法を見つけてください!
優先順位を明確につける
自分がやるべきタスクの優先順位を明確にしてから進めることで、残業を減らすことが可能です!
以下のような仕事があったとしますよね。
すべてのタスクを同じように扱うと、緊急性に惑わされた働き方となってしまいます。
そうなると、後回しにした重要度の高い仕事に割く時間が増えて、残業が増えてしまうかもしれません。
重要な仕事を見極めるために、重要度×緊急度マトリクスを使ったフレームワークをやってみることをオススメします!
毎日やるわけではないです!
自分のルーティンワークがどの領域に当てはまるかを定期的に見直してみると、感覚的に何から始めたら良いか分かってきますよ!
タスクの期限を設定する
タスクに明確な期限を設定することで、時間内に仕事を効率良く終わらせることができます!
期限が不明瞭な仕事に取り組んでいると、結局はダラダラと作業を続けてしまいがちですよね。
一方、締め切り最初から決めておくことで、不必要なタスクを排除できて集中できるようになります。
僕も基本的には終わらせる期限を決めています。そうなると、無駄な時間を使わないような意識・行動ができています!
仕事を断る方法を身につける
残業をせずに自家内に仕事を終わらせるためには、仕事を断る方法も身につけておいたほうが良いでしょう!
そもそも入ってくる仕事量が多すぎるから、残業まで持ち越している可能性もありますからね。
断る方法を大きく分けると、以下の6つの方法があるよ!
詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください!
参考:嫌な仕事を断る方法6選
朝の時間を活用する
朝の時間を有効活用することで、仕事を集中して進められて残業を減らせます!
経験的にも分かるかもしれませんが、朝の方が頭がスッキリして回転が早くないですかね?
そんな時に重要なタスクや複雑なタスクに集中力のリソースを割きましょう。
緊急性のある仕事はすぐやる必要性はありますが、頭を使う仕事ではないことが多いです。
ただそれが多くなってくると、だんだんと集中力が削がれますすね。
午後から夕方にかけて、そのような状態だと重要で複雑なタスクはこなすのが難しくなる!
僕は、朝にやるべきタスクを書き出し、重要なタスクから取り組むようにしています!
上司に相談して負担を軽減する
自分の仕事量を上司に相談することで、現実的な解決策を見つけることが可能です!
上司に迷惑をかけると考えて、自分だけで解決しようとするのはオススメしません!
これまでの対処法を用いても問題が好転しない場合には、上司に相談すると良いでしょう。
そして相談する際には、事前に相談内容を整理する準備方法として「DESC法」を用いるのが良いですよ。
DESC法は、以下の4つの項目から構成され、英語の頭文字をとったものです。
例として、以下のような相談内容があります。
実際の具体例
【Describe:描写する】
「現在、課のメンバーでプレゼン資料作成の仕事を進めております。
〇〇さん、△△さん、私を含め3名で検討会をしながら計画通りに進めています」
【Express:説明する】
「ただ、話し合いを進める中で、必要な情報を収集する時間の増加や作成スキル不足が問題となっています。
メンバーの残業時間の増加も続いています。
そうなれば、作成資料の質は低下し、プレゼンの成功確率は下がって、商談成立が困難となります。
会社にとってもマイナスになるかもしれません」
【Specify:提案する】
「そこで、この状況を避けるために上司からの指導をしていただけないでしょうか?
もしくは、資料作成が得意なメンバーの追加ができないでしょうか」
【Choose:選択する】
「上記いずれかで対応していただけると幸いです。もし他の解決策があれば、ご教示願います」
さらに詳しい解説については、以下の記事をご覧ください!
相談スキルを持っておくことで、いざという時に立ち止まらなくて済みますよ!
残業を減らす対処法を実施する時の注意点
ここまで、『残業を減らすための具体的な対処法』を解説してきました。
方法はある程度理解できたけど、何か注意することはあるの?
残業を減らす対処法を実施するうえで、予想もしない落とし穴にはまってしまうことがあります。
せっかくの努力を無駄にしないように、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です!
注意点を2つ示しておきます。
以下2点を守ることで、成果を出しながら残業を減らすことができるようにでしょう!
自分の成果を明確に伝える
残業を減らすのと同時に、成果を出していることを周囲に認識してもらうことが重要です。
理由としては、周りからは以下のように思われるだけになるからです。
そうならないためには、成果を報告したり、自分の取り組みを周囲に可視化しておくと良いでしょう。
上司に対して業務報告をこまめに実施したり、会議でそれとなく実行したことを付け加えて意見出しができるとGoogですね!
僕も会議で意見をただ単に出すのではなく、「こういった取り組みをした結果、〇〇の情報が得られた」といった報告の仕方をしています!
断り方に配慮する
仕事を断る際には、相手の感情や職場の状況に配慮することが大切となります!
以下のような断り方だと、信頼を失ってしまう可能性大です...。
確かに仕事を断ることは自分の時間を空けるには有効なのですが、伝え方によっては相手に悪印象を与えるリスクを伴いますよね。
上述の対処法で示したDESC法を用いた共感と選択肢を示すと、スムーズに受け入れられやすくなります。
組織でやっている以上、信頼関係が崩れないコミュニケーションの取り方が大切ですね!
僕も断るのが苦手なのですが、DESC法を知ってからは少しずつ上手に断れるようになりましたよ!
残業がどうしても減らない場合の選択肢
「頑張って対処法を講じたけど、どうしても残業が減らない…」という状況に追い込まれることもあるでしょう。
職場環境や風土・仕事内容の問題で、個人の努力だけでは改善が困難な場合もあります!
ここでは、どうしても残業が減らない場合に考えられる2つの選択肢を具体的にご紹介します。
転職という選択肢を考える
職場全体の文化や業界特性が原因で残業が避けられない場合は、状況を変えるために思い切って転職を考えることも選択肢の一つです!
今の会社では、個人の努力だけではどうにもならない働き方が当たり前になっているパターンがあります。
そうした場合、自分に適した職場環境を探し求めることで、プライベートと仕事のバランスを改善できるかもしれません!
職場を少し変えるだけで、読者のみなさんの人生がガラリと良い方向に変わる可能性を秘めています!
副業を始めることで新しい収入源を作る
残業に頼らずに、収入を増やしたい人もいるかもしれません!そんな場合は、副業を始めることが効果的です。
本業以外の収入が増えると、転職や独立といった大胆な道に挑戦できる可能性が高まりますよ!
副業で新しいスキルを学びながら収入を得ることで、今の職場に依存しすぎない働き方を実現できます。
最終的には、フルタイムの仕事を減らすことだって可能なんですよ!
副業は自分のペースでできるため毎日楽しくできますよ!
副業収入が増えてくると、自分が嫌な仕事を減らして、好きな仕事を選べるようになるんですよ!
よくある質問・補足情報
残業を減らすことや副業に関して、よくある質問を取り上げて補足します。
以下によくある質問を3つまとめました。順に解説しますね!
「残業を減らすと、周囲からサボっていると思われませんか?」
残業を減らすと、周りから以下のように思われるのでは、と不安に感じる人もいます。
しかし、会社は成果を出す働き方が評価されるところが多いはずです。
効率的に仕事を進めて結果を出していると、周りもあなたが残業しないことは気にしないでしょう。
進捗報告や結果をこまめにちゃんと伝えることで、むしろ信頼を得られるようになります!
僕も会社に残って残業することはほぼしません!定時に帰ることがほとんどです!
それでも信頼を勝ち取れていますよ!
「仕事を断るのが苦手ですが、どうすれば上手に断れますか?」
仕事を断るのって勇気がいりますよね!けど、普段から他者に貢献して信頼を積んでいたら断っても大丈夫ですよ!
また断る時には、単に「できない」と説明するのではなく、「こうすれば対応できる」と代替案を提示することも重要です。
例えば「このタスクの提出期限を少し伸ばしていただければ、仕上げられます!」と伝えれば、相手も納得しやすくなります。
僕は基本的にGIVEの精神で仕事をやっていて、他者を助ける行為ならどんどんやっています!
「本業をやりながら副業を始めると、さらに心が疲れませんか?」
前提として、副業を始める際には、本業に影響を与えない範囲で時間を確保することが重要です!
残業が毎日たくさんあるのに、副業を始めてしまうと心が疲弊します。
すぐに副業を始めるのではなく、まずは残業を減らしてから時間に余裕を持つことが必要ですね!
その後に、副業を通じて得られた新しいスキルや収入が、むしろ本業のモチベーションを高めるケースも多いんですよ!
意外と副業が本業に良い影響を与えることってありますよ!
僕は実はYouTubeも何チャンネルかやっていて、話をするスキルやカメラ設定・撮影スキルを身につけました!
それが本業のプレゼンや動画撮影に生きています!
まとめ
記事の前半では『残業が多い人の特徴と原因』や『残業を減らすための具体的な対処法』を解説しました!
そして記事の後半では『残業がどうしても減らない場合の選択肢』や『残業を減らさないデメリット』を具体的に説明してきました。
残業を減らすことは、単なる時間管理の問題ではありません。
それは、自分の働き方を見直し、成果を上げながら効率よく動くためのスキルを磨くプロセスでもあります。
本記事で紹介した具体的な方法や考え方を実践することで、仕事の進め方に自信が持てるようになるでしょう!
まずは、優先順位をつけ、計画的にタスクを進めることが重要です!
そして、朝の時間を活用し、効率的な働き方を実践していきましょう!
それでもダメなら、転職という道もありますよ!
これらの行動ができると、以下のような変化があるでしょう!
今回の記事が参考になってくれることを心から願っています!