「なんで自分には仕事を任せてもらえないの?」
「どんどん仕事を回してもらえる方法を知りたい!」
このように考えたことはありませんか?
特に、自分からアピールするのが難しいと感じる繊細さんは、悩むことが多いのではないでしょうか?
この記事は、そんな悩みを解決できる内容になっています。
本記事を読んだら、仕事をどんどん任せてもらえる信頼された新人になれるでしょう!
記事の前半では『仕事を任せてもらえない原因』や『仕事を任せてもらえないデメリット』を解説します。
そして記事の後半では『仕事をどんどん任されるメリット』や『仕事をどんどん任されるようになる方法』を具体的に4つ解説します。
仕事をどんどん任される新人とは
そもそも、仕事をどんどん任される新人の特徴とはどのようなものでしょうか?
最初に、確認をしておきましょう。
仕事をどんどん任されるとは
仕事をどんどん任されるとは、どんな状態のことを言うのでしょうか?
例えば、任される仕事には、以下の2つのような種類に分けることができると思います。
上記①は誰でもやれる仕事のことです。
もちろん、この仕事は不要というわけではないため、任されてはいけないということではありません。
しかし、誰でもやれる仕事をずっと任されても、他との差別化をすることが難しいでしょう。
本記事では、②の仕事をどんどん任されることを目標としています。
大きな仕事は信頼がないと任されることはありませんから、任された時点で他よりも一歩先に進んでいることになります。
仕事をどんどん任される新人の特徴
仕事をどんどん任されるには、周りからの信頼が必要になります。
つまり、仕事をどんどん任される新人の特徴は、信頼を集めているということです。
では、その信頼はどのように集めることができるのでしょうか?
新人が信頼を集めるには、以下の方法があります。
上記4つのことができていると、上司からの信頼を得ることができて、どんどん大きな仕事を任せてもらえるようになります!
仕事を任せてもらえない原因
なぜ新人は仕事を任せてもらえないのでしょうか?
もしかしたら、新人に限った話ではないかもしれませんね。
仕事を任せてもらえない原因について4つ挙げていきます。
個人のビジネススキルが足りない
段取り力が低い
1つ目は「段取り力が低い」です。
段取り力が低いのは、以下のような状態になっているからです。
特に最初の部分が大切ですね!
最終ゴールがなければ、やるべきタスクも洗い出すことは不可能です。
このような状態では、仕事を任せられるほど信頼が貯まっていかないでしょう。
優先順位をつけられない
2つ目は「優先順位をつけられない」です。
優先順位とは、複数の仕事に対して、どれから手をつけたら良いのか明確にするための指標のことです。
重要度×緊急度のマトリクスを使って考えられることが多いですね!
この優先順位をつけることができないと、以下のようなデメリットが起こります。
仕事の開始が遅かったり、納期に遅れる人には仕事を任せるのを躊躇してしまいそうですよね?
優先順位のつけ方を知っておくことも重要なのです!
他人の力を借りられない
報告の方法が分からない
3つ目は「報告の方法が分からない」です。
仕事における報告は、情報を伝えるだけが目的ではありません。
情報を伝えた後に、上司からフィードバックや評価といったコミュニケーションの一種をすることも目的です。
しかし、報告がないだけで、そのコミュニケーションが起こらなくなってしまいます。
そうなると、上司からの信頼を積み上げる機会も減っていくでしょう。
相談の準備ができていない
4つ目は「相談の準備ができていない」です。
自分の力で仕事をこなせる人は貴重な存在です。
ただ、分からない部分を相談できる人も同じように価値がある存在となります。
分からないところを相談せずに大きなトラブルが起こることを未然に防ぐことが可能になるからです!
しかし、何でもかんでも相談して、人に頼ればいいわけではありませんよね?
最低限の情報整理、説明、提案といった相談の準備ができていないと、信頼を積み重ねることはできません。
仕事を任せてもらえないデメリット
ここからは、仕事を任せてもらえないデメリットを3つ紹介していきます。
仕事を任せてもらえないと、長期的にみなさんに良くないことが起こる可能性があります。
成長機会が減る
1つ目のデメリットは「成長機会が減る」です。
新人からすると、通常の業務に取り組むだけで成長はしていくでしょう。
その中でも、新しい仕事を任せてもらうことで、継続的に新しく学ぶ必要が出てきます。
仕事を任せてもらえないということは、こういった成長機会の減少につながってしまいます。
また、新しく仕事を任される場合は先輩や上司からも教えてもらえますが、任されない場合には教えてもらうこともできません。
人間関係の構築が難しくなる
2つ目のデメリットは「人間関係の構築が難しくなる」です。
新しい仕事を任せられると、自然と新しい人間関係もできていきます。
仕事を任せてくれる人、1つの仕事内で協力する人、分からない部分を尋ねる人などです。
しかし、そのきっかけである仕事を任せられないということは、人間関係も増えていきません。
そして、仕事を協力したり、一緒に達成感を味わう人も出てこなかったりするため、人間関係が深くなりにくいでしょう。
昇給・昇進がしにくい
3つ目のデメリットは「昇給・昇進がしにくい」です。
単純な話なのですが、新しい仕事を任せてもらうには「信頼」が必要となります。
その信頼を積み重ねることで、どんどん新しい仕事をもらえて、成果を出すことにもつながります。
成果を出すことができたら、高い評価にもつながっていき、昇進や昇級にも結びつくでしょう。
いつも通りの仕事をしていても、信頼、評価にはつながりにくいんですよね。
仕事をどんどん任されるメリット
次に、仕事をどんどん任されるメリットを3つ確認していきます。
仕事をどんどん任されることで、多くの恩恵がありますよ!
新しい仕事をやる時間が増える
1つ目のメリットは「新しい仕事をやる時間が増える」です。
仕事をどんどん任されるということは、雑用を任されるという意味ではありません。
できる仕事をこなし信頼を積み重ねて、レベルの高い新しい仕事を任されるという意味です。
新しい仕事を任されると、最初は戸惑うことも多いかもしれません。
その一方で、様々なスキルや対応方法を習得することができるでしょう!
誰でもできる1つの仕事をこなすよりも、価値のある人材にもなり得ますよね!
将来のチームづくりにつながる
2つ目のメリットは「将来のチームづくりにつながる」です。
新しい仕事を任せてもらえると、そこで新たな人間関係も形成されます。
また、他者の強みを知ることができますし、自分の強みが伝わるチャンスにもなります。
チームで一緒にプロジェクトを完遂できると、結束力も高めることができますね。
仕事を進めていくうえで、そういった取り組みが将来的に役に立つでしょう!
さらに大きい仕事を任せてもらえる
3つ目のメリットは「さらに大きい仕事を任せてもらえる」です。
どんな仕事にしても、最後までやり抜き成果を出すことで、信用・信頼を積み上がっていきます。
その信用・信頼があることで、新しい仕事を任されることになりますよね?
そして、その新しい仕事でまた成果を出すと、それよりも大きい仕事を任せてもらえるでしょう。
上司の心理を考えると、仕事で成果を出してくれそうといった信頼がある人には、高レベルの仕事を回したくなりますよね。
仕事をどんどん任されると一時的にはしんどいかもしれませんが、大きい仕事を獲得することができて、さらに信頼を積むことができます!
仕事をどんどん任されるようになる方法4選
ここまで、仕事をどんどん任されるメリットを確認してきました。
ここからは、仕事をどんどん任されるようになる方法4選を2パターンに分けて解説していきます。
個人のスキルを向上させる方法
段取り力を高める
1つ目の方法は「段取り力を高める」です。
ここでの段取り力とは、「仲間と協力して、期限内に最終目標を達成できる計画を立てる力」のことです。
この能力があると、仕事の始め方に迷わず、期限内までに最終ゴールを達成することが可能となります。
そうなると、読者のみなさんに信頼が貯まっていくことになりますよね!
段取り力をつけるには、以下の5つの項目を満たすことが必要になります。
詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください!
優先順位をつける
2つ目の方法は「優先順位をつける」です。
仕事の優先順位をつけていないと、取り組むべき仕事が分からずに、重要度の高い仕事を後回しにしてしまいます。
そうなると、後で重要度の高い仕事をやる必要性が出てきて、少ない時間で成果を出さないといけなくなります。
そうならないために、優先順位をつけて、取り組むべき重要な仕事に時間をたくさん費やすことが重要ですね。
重要な仕事を見極めるために、重要度×緊急度マトリクスを使ったフレームワークをやってみることをオススメします!
他人の力を借りる方法
誰にでも正確に報告する力をつける
3つ目の方法は「誰にでも正確に報告する力をつける」です。
上司への報告で、気を遣ってしまうことってありますよね?
そんな時には、以下の7ステップで報告してみてください!
報告を具体的かつ正確にすることができると、自分の頭も整理できます。
さらに、報告相手からアドバイスをもらえることもありますよ!
詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください!
相談の準備をする
4つ目の方法は「相談の準備力をつける」です。
相談って意外と難しいですよね?
事前に相談内容を整理して、伝える時のことをシミュレーションしておくと安心できます。
そこで、相談の段取り方法としては「DESC法」をオススメします。
このDESC法は、相手に気遣いしつつも、自分の状況を具体的に伝え、より良い方向に向かうための相談方法です。
DESC法とは、以下の4つの項目から構成され、英語の頭文字をとったものです。
詳しいやり方は、以下の記事をご覧ください!
注意点
ここまで、『仕事をどんどん任されるようになる方法』を解説してきました。
方法はある程度理解できたけど、何か注意することはあるの?
最後に、注意点を2つ示しておきます。
以下2点を守ることで、バランスを取りながら信頼を高め、仕事を任せてもらえることができるでしょう!
すぐに信頼は貯まらない
注意点1つ目は「すぐに信頼は貯まらない」です。
仕事を任せてもらえなくて、焦っている新人の方もいるでしょう。
私自身もそうで、
「なんで自分にあるの仕事を任せてくれないんだろう?」と考えていたことがありました。
しかし、自分視点だけでなく上司の視点から考えると納得がいきました。
つまり、相手から見ると、まだ色々経験や成果がないから信頼が貯まっていないんです
まずは、目の前の仕事からゆっくりやっていきましょう。
人を頼りすぎない
注意点2つ目は「人を頼りすぎない」です。
仕事をやっていて、分からない部分を相談して解決していくのは良いことでしょう。
しかし、解決につながるからと言って、すぐに相談という手段を多用するのは推奨できません。
相談をすることは以下のようなデメリットもあるからです。
まずは、自分で仕事を進めてみて、どうしても分からない時にだけ相談することをオススメします。
まとめ
今回は記事前半で、『仕事を任せてもらえない原因 』を確認したうえで『仕事を任せてもらえないデメリット 』を説明しました。
そして記事後半では、『仕事をどんどん任されるメリット 』と『仕事をどんどん任されるようになる方法4選』を解説してきました!
まずは、優先順位をつけたうえで段取り力を高めましょう!
そして、報告できる力、相談の準備力を身につけていきましょう!
この能力が身に付いたら、以下のような変化があるでしょう!
今回の記事が参考になってくれることを心から願っています!